前回の記事で、eclipseの警告レベルをどれにするか迷ったので、各重大度レベルでの挙動を確認しました。
eclipseの警告表示の設定
eclipseを使用していると、黄色の波線と警告マーク(3角形の中に!
)が表示されたことがあるでしょう。
これらの設定は、
設定 > Java > コンパイラー > エラー/警告
で変更可能です。
エラー、警告、情報、無視の違い
エラー/警告の設定では、eclipseが問題を検出したときにの重大度を設定できます。
重大度レベルごとのeclipseの挙動です。
重大度レベル | 表示 |
---|---|
エラー | 問題がある箇所に赤の点線が引かれ、該当する行及びファイル名にバツ(× )印がつきます。さらに、プログラムの実行時に"必要なプロジェクトでのエラー"のダイアログが表示されます。("続行"を押すと実行できます。) |
警告 | 問題がある箇所に黄色の点線が引かれ、該当する行及びファイル名にエクスクラメーションマーク(! )がつきます。実行時にダイアログは出ません。 |
情報 | 問題がある箇所に青の波線が引かれ、該当する行及びファイル名に"i"マークがつきます。実行時にダイアログは出ません。 |
無視 | 何も表示しません。 |
エラー
エラーの時の表示です。
実行時にダイアログが表示されます↓
警告
警告の時の表示です。
情報
情報の時の表示です。
無視
無視の時は何も表示されません。
エラー、警告、情報の一覧を表示する
現在のワークスペースの警告の一覧を表示するには、ウィンドウ > ビューの表示 > その他 > 一般 > マーカー
を開きます。
"マーカー"のビューに現在のワークスペース内に存在するエラーや警告が表示されます。各項目をクリックすると該当箇所へジャンプすることができます。
以上、eclipseの警告設定と各重大度レベルごとの挙動でした。