前編に引き続き、うっかりミスを防止(警告)するeclipseの設定をまとめました。
前編の記事
セミコロン2つを検知
行末のセミコロンを間違って2つ打ってしまうのもありがちなミスです。
設定 > Java > コンパイラー > エラー/警告 > 潜在的なプログラミングの問題 > 空のステートメント
の警告レベルを、"情報"にします。
設定前↓
設定後↓
マウスオーバーするとセミコロンの除去がサジェストされます↓
何も記述されていないブロックを検出
何も記述されていないブロックを検出する方法です。 何も書かれないブロックが必要な場合もあります。そんなときはコメントを書いておくか消しててほしいものです。
設定 > Java > コンパイラー > エラー/警告 > コード・スタイル > 何も記述のない空のブロック
の警告レベルを、"警告"にします。
設定前↓
設定後↓
空ブロックにコードかコメントを書くように促されます↓
@Overrideのつけ忘れを防ぐ
オーバーライドしたメソッドに@Override
アノテーションが付いていない場合に警告します。
設定 > Java > コンパイラー > エラー/警告 > 注釈 > '@Override' 注釈の欠落
の警告レベルを、"警告"にします。
設定前↓
設定後↓
@Overrideをつけるようにとの警告が表示されるようになりました↓
環境
- eclipse 2019-12 (https://mergedoc.osdn.jp/ からPleiades All in One Eclipse(Mac 64 bit/Full Edition/Java)をダウンロードしました)
あとがき
以上、うっかりミスを防ぐためのおすすめeclipse設定でした。書きながら、とりあえず
設定 > Java > コンパイラー > エラー/警告
の"無視"となっているところを全て"情報"以上にすればよいのではと思うのでした。